Webアプリケーションの開発を行う職業として、Webエンジニアがあります。現在IT業界は、常に新しいものが絶え間なく生み出されており、今後もWebエンジニアの需要は増えていくことが予想できます。
この職業の特徴は、キャリアパスにおいて様々な選択肢がある点です。
まずは、技術のスペシャリストとしてのキャリアパスがあります。仕事の中で様々な工程を経験するので、その中で自分に合った技術を見つけてそれを極めるという道です。例えばエンジニアとしてコードを書き続ける道を選んだとしたら、コードの技術を学ぶだけでなく、後輩の指導も行い技術的なリードをしていくことを経験する必要があります。マネジメント業務や上流工程の業務経験も必要でしょう。
ITアーキテクトという、IT分野の設計者を目指す道もあります。こちらはマネジメント業務が重要な職種のため、プロジェクトマネージャーの仕事を経験しておくことが望ましいでしょう。
また、IPAが定める6つの分野において一定の基準を満たせば、ITスペシャリストと名乗ることもできます。ITスペシャリストになるには、基本情報技術者試験や応用情報技術者試験、ネットワークスペシャリスト試験、データベーススペシャリスト試験などの資格取得を目指すといいでしょう。
経営に関わる仕事がしたい場合、ITコンサルタントへのキャリアパスもあります。ITに関する知識だけでなく、経営についての知識も必要です。
また、独立してフリーランスとして働くキャリアパスもあります。この場合は個人の実績はもちろん、仕事を自分で獲得するための営業スキルも重要です。自分で経理関係の業務をこなす必要があるため、その分野の知識も身に付けましょう。
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